近年介護業界でよく耳にするようになった職種の1つとしてガイドヘルパーがあります。
これは日本語では移動介護従事者といいます。
介護を必要とする人が外出するときに、歩行や車椅子などの介助を行うのが主な仕事内容になります。
たとえば、自分では歩行が困難な人が買い物に行くのは非常に困難を伴います。
そこでこのガイドヘルパーが歩行をサポートすることでいつでも好きなところに外出することができるのです。
資格を取得するには各地方自治体が指定している「養成研修」を修了すればいいです。
研修期間としてはおよそ20時間前後になりますが、コースによって少し違いがあります。
視覚障害者を対象としているものは20時間ですが、全身障害者を対象としているものは16時間です。
あらかじめコースごとのカリキュラムを確認してから受けてみるといいでしょう。
この資格を取得していれば在宅介護サービス、福祉施設、老人ホーム、病院など活躍することができる職場が非常に広くなります。
介護福祉士や介護者初任者研修と同時併行で取得しておくと転職や就職のときに有利になります。
よく誤解されることですが、訪問介護員とは異なります。
これはあくまでも自宅で1人で生活するのに困難な人を介助するのが仕事内容になります。
あくまでも自宅での生活をよりやりやすくすることが目的です。
ガイドヘルパーはあくまでもガイドという案内に力点が置かれています。
介護に興味がある人は資格取得を目指してみることをおすすめします。
介護資格についてのより詳しい情報は、こちら・・・。