介護業界の需要は年々高まっており、多くの介護施設や事業所では求人募集の広告を掲載しています。
介護業界の職種は幅広く、介護施設や事業所によって職種は異なり、職場の方針によって仕事内容が変わってくることもあります。
介護の仕事で一般的に良く知られているのが、訪問介護やデイサービスなどホームヘルパーによる介護サービスの提供をする仕事です。
基本的には利用者の入浴のサポートや食事介助などの身体介護や、部屋の清掃やベッドメイキング、利用者に代わって買い物に行くなどの身の回りのお世話をする生活援助などが主な仕事内容になります。
身体介護などの仕事内容自体はどのタイプの施設でもあまり変わりはありませんが、勤務する施設のタイプによって勤務体制が変わってくる場合があります。
例えば、利用者が入所するタイプの施設の場合、勤務体制は24時間体制になります。
この場合、日勤だけではなく夜勤勤務をする必要が出てくる可能性があるのが特徴的です。
一方、利用者が通所するタイプの施設や利用者の自宅に訪問する訪問タイプの施設の場合、基本的には日勤がメインになります。
また介護の仕事の中には、資格が無くても従事できる業務もあります。
ホームヘルパー2級以上の有資格者や介護職員初任者研修を修了した人が行う利用者の体に触れる身体介護の仕事はできませんが、それ以外の部屋の清掃や食事の配膳などは無資格の人でも従事できる仕事となっています。